
院長中村博行
宝塚市出身。1983年順天堂大学医学部卒業後、大阪大学整形外科入局。大阪府立成人病センターや星ヶ丘医療センター、JCHO大阪病院などで研鑽を積んだ後、1995年開院。阪神淡路大震災の影響で開院が1ヵ月遅れたものの、充実した診断装置とリハビリ室を備えた有床診療所としてスタート。「手術とリハビリは一体」と考え、患者の早期回復をめざす。
生まれ育った宝塚市のために
地域密着の高度な医療を提供します
はじめまして、院長の中村です。当院は阪神淡路大震災が起きた1995年、当初の予定よりも1ヵ月遅れでスタートしました。開業の原点は「地域に密着しながら高度な医療を提供したい」という思い。生まれ育った宝塚だからこそわかる地域特性を生かして、患者さんの暮らしに寄り添った高度な医療をめざしています。
開業当初より充実した診断装置とリハビリ室を備える当院ですが、「手術とリハビリは一体」という考えを大切にしています。というのも、手術は治療の終わりではありません。その後の生活や競技復帰を見据えたリハビリが欠かせないものです。当院では2023年までは入院設備を整え、患者さんの手術から退院後のリハビリまで一貫した治療を提供してきました。
現在は、外来のみに対応しながらも、近隣の提携医療機関と連携した診療に取り組んでいます。手術を要するケガの治療から回復期のリハビリまで継続的なケアを心がけていますので、どうぞ安心してお任せください。理学療法士や看護師とともに、患者さんのより良い未来に向けて尽力いたします。
理学療法士大久保・酒井
【酒井】学生時代は大学まで野球部に所属。現在もクラブチームで硬式野球を続ける。整形外科一般のリハビリだけでなく、スポーツ現場で得た経験を生かして、野球によるケガや投球障害などの治療を担当。
【大久保】学生時代はサッカーやアメリカンフットボールを経験。当時のケガでリハビリの大切さも学ぶ。一般の患者からスポーツ選手まで幅広いリハビリに尽力。
痛みの緩和から再発予防まで
患者さんのご状況や気持ちに寄り添います
理学療法士で主任の酒井です。私は学生時代から野球に励み、現在も選手として社会人野球をしています。患者さん目線に立ってお話することを心がけており、特に野球選手の患者さんには、選手心理を理解した上で治療を提案できることが強みです。また、当院のリハビリは、痛みの改善だけでなく、再発予防やパフォーマンスアップにまで目を向けた治療プログラムにこだわっているのが特徴です。患者さんと信頼関係を築きながら、一緒にお体を治していけるように尽力します。
理学療法士の大久保です。患者さんは病気やケガで不安な状態の方も少なくありません。そんなときは、ぜひ私たち理学療法士にお任せください。患者さんのお話にしっかり耳を傾けながら、気持ちを受け止めていきたいと考えています。会話の中から治療への糸口が見つかることも多く、その際には医師にも迅速に伝えます。また、医療の世界は日進月歩。私自身も現在は大学院に通っています。先進の医療技術や新しい治療法を学び、できるだけ早く患者さんにお届けすることが目標です。
理学療法士小石原・中田
【中田】患者のニーズに合ったリハビリを提供するために、一人ひとりの声に耳を傾けることを重視。患者が笑顔になれるようなリハビリをめざす。
【小石原】幼少期から水泳やレスリング、野球などのさまざまスポーツを経験。最近の趣味はゴルフ。整形外科一般のリハビリからスポーツ分野まで、患者に合わせた理学療法の提供に注力。
運動が苦手な方もスポーツ選手も
一人ひとりに合ったリハビリを提供します
理学療法士の中田です。患者さんのお悩みに多い「痛み」ですが、当院でのリハビリとご自宅でのトレーニングがあってこそ、改善が期待できます。しかし、おひとりでトレーニングを続けるのは難しいかもしれません。当院では「運動が苦手な方にはヨガやストレッチを提案」など、なるべく簡単かつ続けやすい方法をレクチャーしています。リハビリのゴールは、いずれは通院せずにセルフケアで健康に過ごしてもらえるようになること。そのためにサポートしますので、何でもご相談ください。
理学療法士の小石原です。私もさまざまなスポーツを経験しましたが、スポーツにケガはつきものです。しかし、アスリートにとって、運動を制限されるのはつらいもの。無理は禁物ですが、「どこまでなら練習できるか」「どうすれば出場できるか」などを見極めながら、柔軟なサポートに努めています。当院には野球やゴルフ、テニスといった各スポーツの動作を実際に行う事のできる室内練習場がありますので、そこで動きを確認し、痛みが出にくいフォームへの動作改善などをアドバイスさせていただきます。
患者さんに合ったオー
ダーメイドのリハビリ
ケガなどの復帰から再発予防まで、幅広いリハビリに対応。患者さん一人ひとりのご状況や目標に寄り添ったメニューを提案します。
理学療法士は担当制
スポーツ経験者も多数
患者さんの症状や治療部位などに応じて、その分野を得意とする理学療法士が担当。ぜひ信頼関係を築きながら進めていきましょう。
動きや痛みを改善へ
足底板の作製も可能
患者さんの動きや痛みを改善するために、足底板(インソール)の作製も実施。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
競技復帰に向けて
室内練習場を完備
理学療法士が動作をチェック。患部の負担を軽減させるための動作改善指導やパフォーマンスアップに向けたアドバイスを行います。
トレーニングでは
多彩な用具を活用
マシンやフリーウエイト、チューブなど、さまざまな用具を完備。患者さんのご状況に合ったトレーニングを行っていきます。
待ち時間ナシの
完全予約制を徹底
スケジュールが立てやすく、スムーズな通院が可能。予約時間10分前には受付を済ませ、5分前にはリハビリ室へお越しください。
STEP1
初回のリハビリテーションは、全ての患者さんにおいて担当の理学療法士による問診からスタート。これまでかかった病気やケガを確認し、全身状態を評価していきます。痛みの部位や痛みの出るタイミングなどを確認し、関節可動域や筋力のチェックを行い、痛みが発生する原因を探ります。大会前などどうしても試合に出ないといけない場合は、テーピングなどの対応もいたしますのでお気軽にご相談ください。
STEP2 case1(投球障害)
まずはリハビリ室にて、痛みの原因となる可動域制限や筋力低下に対してストレッチングや筋力トレーニングを行います。その際、電気治療や超音波治療などの物理療法も併用し、セルフケアの方法も指導します。患者さん一人ひとりに合ったリハビリのメニューを提供しながら、早期回復をめざしていく方針です。当院には、野球をはじめ、各スポーツを得意とする理学療法士が在籍していますので、ご安心ください。
STEP3 case1(投球障害)
競技復帰をめざす場合、可動域や筋力の改善だけでは不十分です。痛みの原因は不良動作にあることが多く、シャドウピッチングが可能になれば、実際の投球動作のチェックを別棟にある室内練習場にて行います。動作改善ドリルを実施し、ネットスローから約20mの投球まで徐々に強度を上げながら、競技復帰をめざしていきましょう。
STEP2 case2(ランニング障害)
ランニング障害においても、まずは患部への物理療法で痛みを軽減させながら、痛みの原因となる可動域制限や筋力低下に対して、ストレッチングや筋力トレーニングを行います。大切なのは、セルフストレッチングやトレーニングなど、毎日のセルフリハビリです。自宅で行うことができるセルフメニューの指導をしっかりと行います。また、必要に応じて足底板(インソール)の作製や調整を行います。
STEP3 case2(ランニング障害)
どの疾患においても、不良動作が痛みの原因になっていることが多く、ランニング障害においても同じです。痛みが改善されてきたら、復帰に向けてリハビリ室にあるトレッドミル(ランニングマシン)にてランニング動作をチェックします。痛みの再発防止やパフォーマンスアップのための動作改善指導や、動作改善に必要なドリルを行い、競技復帰を目指します。
医療法人社団 双愛整形外科
阪急今津線 逆瀬川駅